ワークフローとは、業務の一連の処理手続きを定義し、各業務プロセスが円滑に行われることを目的としています。
各業務の手続きおよび役割分担を明確にすることで、進捗状況や問題点を把握することができます。
利用するシーンについて
「CMS Blue Monkey」におけるワークフロー機能では、「公開するページ作成する」、「作成されたページを公開する」という業務プロセスをそれぞれ適切な権限をもつユーザーに役割分担することで、作業上のミスを防ぎ適切なホームページの運営を行うことが可能となります。
また各業務プロセスを可視化することで、管理画面上で現在の進捗状況や問題点を把握することができます。
ワークフローの権限について
「CMS Blue Monkey」におけるワークフロー機能では、「ワークフロー承認権限」によって、役割を設定できます。
ユーザーに付与されている「ユーザー権限」に左右されません。
ユーザー権限によってCMS自体の操作に違いがあるため、ワークフロー承認権限と組み合わせることで柔軟な運用が可能になります。
※ユーザー権限ごとの詳細については「権限別利用可能機能一覧」をご確認ください。
管理者 | 全ての機能が利用できるため、承認権限と組み合わせることでより上位のサイトマスター的な権限になります。 利用シーン:通常の更新作業を行わないサイト運用を管理・監視るする部署 |
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編集者 | ページ編集関連の作業のみ行える権限ですが、ワークフローと組み合わせることで限定されたページの編集から公開を行うことができるようになります。 利用シーン:普段からサイト更新を行う部署 |
閲覧者 |
CMS の状態を確認だけできる権限のため、編集作業を行わないが承認する立場にある人のアカウントとして利用することができます。 利用シーン:組織の上長など |
上記の「ユーザー権限」とは別にワークフローの承認を行うための「ワークフロー承認権限」があります。詳細は下記のとおりです。
承認権限 | 申請されたワークフローを承認する権限です。各ユーザーアカウントに紐づいて設定できるためユーザー権限に左右されません。閲覧者に承認権限を設定することもできますので、サイトの運用上「ワークフローの承認だけを行う」ユーザーを設定することも可能です。 |
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承認権限のないユーザー | 承認権限を持たないユーザーは、たとえ管理者であってもワークフローを承認することができません。ただし管理者の場合、各ユーザーの承認権限を設定できます。管理者自身のアカウントに承認権限を設定することで、ワークフローを代理で承認することができます。 |
ワークフロー機能利用時のページステータス
ワークフロー機能利用時に「CMS Blue Monkey」の管理画面では、ページまたはフォームを作成して公開するまでの間、対象となっているページの進捗状況を表す「ページステータス」を確認することができます
ページステータス一覧
公開中 | ページが公開されている状態です。管理画面のページの内容が公開されているページと同じになっています。 |
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編集中 | ページ設定を変更、ページ内容が変更されている状態です。 |
申請中 | 編集したページの内容を承認者に申請している状態です。 |
差戻し | 承認者によって申請したページが差戻された状態です。承認者から指摘された内容を修正して再度、申請する必要があります。 |
承認済 | 承認者によって申請したページが承認された状態です。次回、承認者が再構築を実施した際に、公開されます。公開されたページの「ページステータス」は「承認済」から「公開中」に変わります。 |
サイト構成画面の表示例
※サイト構成またはページ一覧画面では公開中のステータスアイコンは表示されません。